知らない学生からのメール

「非常勤の英語の先生の単位を落としてしまって、留年しそうなので連絡を取りたいのですが、連絡先を教えてください」とのこと。研究室のドアに貼り付けてある僕の連絡用のメールを見て、ワラをも掴む思いで連絡してきたのだろうけれど、残念ながら分からない。その先生も授業中に連絡先を知らせてないはずはないとも思うのだが・・・。
どちらにしろ、学生が「留年しそうだから」と個人的に直談判して成績がくつがえることはあまりないので、担任の先生に相談して、担任を通じて連絡してもらうのがいいのでは?と返事しておく。すると、さらに「担任のH先生の連絡先を教えてください」と返事が来たので、さすがにあきれる。
「メールを教えてあげてもいいけれど、・・・階に研究室があるから直接行った方が早いよ」と返しておく。
担任を持っている先生方のこの時期のご苦労を拝察するとともに、4月からは担任を持つ自分の境遇を想像して気を引き締める。

面倒かもしれないけれど、緊急の時に備えて連絡先は控えておいた方がいいよ。
もっともこの後で、そういえば自分も妻の産婦人科の連絡先を控えてなかった、と慌てて聞いたのだけれど。