焼け石に水だけれど

明日は読書会なので、マードックThe Sea, the Seaの該当個所を予習。一応翻訳「海よ,海 上 (1982年) (現代の世界文学)」でストーリー押さえて、いくつか資料にも当たって付け焼き刃の勉強。
初恋の女性のことが忘れられず生涯独身を貫く初老の主人公が、その女性に40年ぶりに偶然出会ってしまい、焼けぼっくいに(一方的に)火がつく話。今で言うストーカーですな。嫉妬に身を焦がす人物というのは、いつの時代も格好のテーマなんだろうな。その分、どうマードックの色が出ているかということも読書会で学びたい。