研究会

何度か参加したマードック読書会の母体である、某学会の研究会に初参加。
今回は理論研究と題して、ポール・ド・マンとウィリアム・エンプソンについての発表を拝聴しながら、アレゴリーとシンボル、パストラルの批評的可能性について勉強させていただく。
講師の先生の明快かつアグレッシブな論の展開に、聞いている自分は足りない頭を鞭打ちながらも、集中力が途切れることなく楽しく聞くことができた。最後の最後でフロアから(かなり)ポイントを外した質問が出たが、それに対しても丁寧に応答する講師の先生に、研究者として必要なpatienceをも教わった思い。