ボス

研究室にいるとボスから「飲みにいくか」とお誘いの電話。ボスの住んでいる千葉県柏市に車で連れて行ってもらうが、僕はベンツの2シータ―という乗り慣れない高級車に緊張しっぱなし。寿司屋に入って、ボスにおまかせで。「仕事は慣れたか?」という月並みな話題から、教室内の人物評や、今だから言える公募の時のあれこれまで。
とある先生についての「あいつは仕事ができないから、もう期待してない」という話を聞きながら、「たしかにそうだわ」と思いながらも、自分もそうならないようしっかり働こうとあらためて気を締め直す。
ボスははっきり言ってワンマンだが、人物把握は正確で、仕事の割り振りも無理が出ないようにしてくれているのがよく分かった。
「君の公募の選考では、・・・さんと・・・さんは反対してたんだよ」という、今聞いてもなぁ、という話もあったが、いろいろ総合すると、業績も経歴も「そこそこだったから」というのが採用の理由ということか?それもよく見ていらっしゃる・・・。