知ってる学生からのメール

自分が授業を担当していた学生から「先生の授業を落としてしまって、留年しそうなんです」というメールを受け取る。そして、担任の先生からも連絡をもらい、二人そろって研究室にいらっしゃる。学生は「留年したら経済的な事情で学校やめなきゃいけないんです」と今にも泣き出しそうな様子。

とはいえ、この時期に成績訂正というのは、○○を××して△△ということですよね。

どちらにしても、後味の悪い選択だ。

うちのように英語の苦手な学生が多い大学では、こうしたケースが増えてくるのだろうな、と思いながらゴニョゴニョと話し合いを続ける。

テーブル挟んで学生&担任と差し向かいで話す様子は、疑似三者面談。
しかし、担任の先生の話では実際に親からも「子供が留年しそうだから何とかしてもらえないか」という相談があるのだそうな。もちろんそういった訴えがあれば教員が対応しなければならないので、大学をめぐる環境もずいぶん変わったのだな、と実感する。