気持ちだけは24時間働く準備はできている(誰も頼んでこないけど)

4月より英語科目の時間割などを担当する教務担当を拝命することとなり、多少仕事が増えそうなので、職場以外のところでも作業ができるようにこれを購入

acer Aspire Timeline AS1410 11.6型ノートPC Windows7搭載 250GB ブルー AS1410-BB22

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まずその小ささと、片手どころか指3本で持てる軽さ(約1.4Kg)に驚く。モバイル初心者なもので。
いわゆるネット専用機種とは違って、パワーポイントなども問題なく動くし、スペックも自分にとっては十分。
念のため追加で2Gのメモリーも購入しておいたが、今のところ必要なし。

キーボードの打ち具合がやや貧相に感じられなくもないが、毎日酷使するわけではないから問題はないと思われる。
この性能でこの値段、コストパフォーマンスはかなり良いのではないだろうか。


そして、こいつを携えてなぜか体育の授業に出張講義。


いまをさかのぼること数ヶ月前、後期が始まったばかりの時のこと。サッカーの授業を担当している体育の先生から相談を受ける。
一つの試みとして、サッカーをテーマにして、いろいろな教科の教員がオムニバス式に講義を行いたいのだけれど、英語でも何かできないだろうか、とのこと。例えば化学ではボールの素材を取り上げたり、物理では蹴られたボールの回転を計算したりするのだそうな。

ええっと、試みとしてはとても面白いと思いますが、まず人選が間違ってますよ、私ルールもよく知らないし、Jリーグが何チームあるのかも分からないですし、テレビ・ゲームをやってもど真ん中を突破しようとしてすぐボール取られちゃうくらいですよ。ということをお伝えするのだが「どんなことでもいいから」と食い下がられる。強く頼まれると断りにくいタチなので、英語というよりもサッカーにからんだ「言葉」の背景に目を向けさせるという趣旨でも大丈夫なら・・・と、お受けする。

とはいえ、しばらくは「どうしたものやら」と頭を抱える。
仕方がないので、イギリスのサッカー協会が作られた頃の話と、愛と戦いのイギリス文化史―1900‐1950年のコラムで読んだFIFAの話と、フーリガンと呼ばれた少年たち―子どもたちの大英帝国 (中公文庫)の話をつなぎ合わせて何とか形にする。できるだけ今のサッカーに触れないように、ある意味腰が引けたものとなる。しかも結局英語の話ですらなくなっているし。

ビデオを編集したり、パワポでスライドを準備したりと、まがりなりにも講義してみて大学教員として良い経験にはなったが、毎週いくつも講義されてる先生は大変だなと実感する。