行ってきます

ご無沙汰でした。
 授業と教務関係などで慌ただしく過ごし、8月2日にようやく最後の授業も終了。
そして、その間にホームステイの引率も正式に決定し、あっという間に出発の日。
今日の午後4時にはシアトル18日間に向けて日本を発つ。
無線LANもつなげるそうなので、機会があれば向こうの写真でもアップします。

でも、「成績は出していってね」ということなので必死で採点を終わらせる。そのあたり人使いが荒いというか、融通が利かないというか…。「たしかウェブで成績入力できますよね」と聞いたら「あれは学内から限定なんです」。ウェブの意味がねぇ…。セキュリティ上の配慮だそうだが、工業大学だから何とかならないもんだろうか。

前のエントリーの間にあったこと2つほど。
 知人の先生から「よかったら1度、ご研究について学生たちにお話ししにいらっしゃいませんか?」とお誘いいただいたので、電車を乗り継いで2時間ほどかけて栃木県の某大学へお邪魔する。お話できるほどのものなんて何もないのだけれど、やっぱりいざ話すとなるとそれなりに流れを考えて、パワーポイントとレジュメを作り、動画を準備するのは楽しかった。学生からは「興味が出ました」「そこそこ面白かった」などのコメントをいただく。遠かったけど、行ってよかった。また機会があればやってみたいし、頼まれたときに引き受けられるように勉強は続けておかなければなとも思った。

 父の日に息子の父親参観へ。年中さんになってからは初めてお邪魔した僕に、最近お気に入りの鉄棒やカメの水槽を紹介してくれる乙はすっかり幼稚園に馴染んでいる様子。お友達の女の子から、「いっしょにあそぼう」と誘われて歩いてゆく様子にも安心する。参観日の活動では、「パパ大好き」という歌を合唱してもらってるときに、何とも言えない気分になって目頭を熱くする。それほど面倒見のよい父親とは言えない自分のことを、何でかは分からないが、こいつはホントに好きなんだな、と実感する。簡単には(多分ずっと)解けない謎だ。こいつが「パパ大好き」なんて言ってくれなくなって、そんなことを言ってたことすら忘れてしまっても、俺の中には宿題のように残るんだろうな。
その後おきまりのラーメン屋へ。「ラーメンはね、パパと食べるって決めてるんだ」という乙に、僕の分の煮玉子も差し出す。もうしばらくは一緒に行ってくれるか?という気持ちも込めて。