シアトル日記3

8月21日に帰国してあっという間に10日あまりが経過。


ホームステイは8日間という短い期間ではあるけれど、学生たちはそれぞれ貴重な経験ができたようで何より。
ホストファミリーも多彩だったようで、「イスラム系でラマダン中だったので、夜9時近くまで晩ご飯が出なかった」「インド系なので毎晩カレーだった」、というものから「お母さんが日本人でした」というものまで。こちらとしては「せっかく英語の研修に来たのに…」と心配して聞いてみると、学生は「いざというときに日本語が使えたのでよかったです」というポジティブな感想だったので安心する。
 今回は現地コーディネーターの方が大変にご尽力くださり、ホストファミリー先でのちょっとしたトラブルや悩み、不安などにもすぐに対応してくれたので、学生たちにも実り多い訪米になったのではないかと思う。
夜にホストファミリー宅まで赴いて学生が伝えきれないことを説明してくれたりなど、ちょっと過保護では?と思われる部分もあったけど、期間が短いことや言葉や文化が違う異国の地での学生の不安など考えると、それくらいしてあげてもいいのかな、とも思った。引率する自分としても、何かあった場合の心配や緊張はあったものの、他の引率者やスタッフ、学生にも恵まれて何とか任務はこなせたかな、と思う。今までよりも多少はオープンで面倒見のよい人間になれたかもしれません(今のところは)。